クエン酸物語　緑青編キャンドゥ

取っ手のサビが気になってきました。

こちらなんですが、もう長らくこんな状態です。この状態が長すぎてこれはこういうものだと無意識に認識していたのですがそんなはずもなく、一念発起してきれいにしてみようと思い立ちました。

とりあえず「鉄　緑　サビ」で検索したところ、どうやら正体は「緑青（ろくしょう）」という名前のサビらしい。難しい名前ですね。初めて聞いたような、中学時代読み方を習ったことがあるような……。
この緑青、昔は毒だなんだと言われていたようですが、今ではおおむね毒性については否定されているようです。とは言え見ていて気持ちのいいものではありませんし、できることならきれいにしたい……。

買ってみた

緑青の落とし方を調べたところ、なにやらクエン酸が有効であるとの情報が多く見受けられました。
そこで買ってきたのがシルクのクエン酸です。

裏には説明が書かれています。

中身はこんな感じ。白い粉ですね。粒子の細かさとしては、塩と同じくらいかと思います。

実践

いざ、取っ手の緑青落としに取り掛かります。やり方としては、特に難しいものはなく、水を加えペースト状にしたクエン酸に塩を入れ、磨くだけだそうです。刺激が強そうなので一応ゴム手袋をしようと思っていたのに忘れました。

クエン酸に塩を加え水を加えペースト状に……。水が多すぎてゆるゆるになってしまいましたが気にしないことにします。
これで磨いていきたいと思います。

取っ手にペースト状にしたクエン酸をのせて磨きます。

うわっ……しばらく磨くとこんな感じになりました。
磨いている最中、なんか匂いがしてきたんですよね。「クエン酸はお酢などと違って無臭なはず……だからわざわざ買ってきたのに」と思ったのですが、よく嗅いでみると鉄の匂いでした。なんか削れてるんでしょうか。

結果

10分少し磨いたのがこちらです。

並べてみるとこんな感じです。
え？　なにこれこれで終わり？　って感じですが、これ以上落ちる気配がなかったんです。

こう見るとそんなに落ちているようには見えないのですが、触った感じは結構変化しています。ざらついていたのがつるつるしているんですよね。

まとめ

ん～……60点！
「驚くくらい綺麗になる」と聞いていたので、それを期待してしまうといまいちな結果でした。新品のようにはなりませんでしたね。

先日レビューした「セスキ炭酸ソーダ 水筒の茶渋編」が想像以上の洗浄効果があったのでこちらも期待したのですが、すこし残念な結果となってしまいました。（正直ここまで取っ手が汚れていたら、無理だろって感じもありますが…）

しかし見た目に反し触り心地やツヤなどはきれいになりました。今度は金たわしかなにかで再チャレンジしてみようかと思います。