重曹クリーナー500gダイソー

掃除や洗い物などに使う洗剤ですが、用途別に洗剤を買うとけっこう金額的に負担になります。消耗品なので使えば減り、無くなる前に買っておかないと気がつくと洗剤のストックが無くなっていた、といったことになりがちです。しかも化学合成の洗剤は身体や環境にも影響があります。

100円ショップはなんでも揃っていて便利ですが、数ある商品の中でも重曹クリーナーは特に使い勝手の良い万能で優秀な商品です。ダイソーでは500gと大容量のものがあります。重曹は炭酸水素ナトリウムのことで、昔から食品添加物や医薬品としても使用されている人体に無害な物質です。

重曹の使い方は実に多くて、そのまま蓋を開けた瓶に入れたりや皿に載せておけば脱臭剤として使用できます。臭い取りの効果が薄くなってきたら、固まっている重曹を掻き混ぜてサラサラの状態にすればまた脱臭効果が戻ります。
重曹は皮脂よごれや油汚れを落とすのに最適で、重曹をそのままか、水で溶かして使用します。焦げ付いた鍋や、ガスレンジとその周辺、油でギトギトになる換気扇、水垢や茶渋で着色してしまった食器にも使えます。

使うときには布を湿らせるか、重曹を水で薄めたものをスプレーで吹きかけ、こすって汚れを落とします。鍋を長く使っているとどうしても汚れがついてしまうので、定期的に重曹でこすると、またピカピカになります。
鍋や食器を綺麗にしたら、残った重曹でシンクも磨いてしまいましょう。水道の蛇口周辺などもいつの間にか汚れているので、同時に綺麗にできます。
どうしても落ちない焦げ付きなどには重曹と酢をプラスすると効果が倍増します。酢をプラスする使い方は、水回りの臭い取りにも効果的で、臭いがしてきたと感じたら排水口に重曹を適量振りかけ、そこに酢を入れます。すると泡が立ち始め、しばらくすると臭いがしなくなっています。

電子レンジに水と一緒に耐熱容器に入れて加熱すると、蒸気で電子レンジ内の汚れが取れやすくなり臭いもしなくなります。取りやすくなった汚れは布で拭き取ります。洗濯時には脱臭と柔軟効果、入浴で浴槽に入れれば体臭予防と肌がツルツルになる効果もあります。
ただ重曹を使う際の注意点としては、い草などの天然素材のものに使用すると黄ばみとなってしまうこと、体質によっては身体に合わない人がいるので、濃すぎる重曹は肌荒れの原因になることです。

こんなに工夫次第で、あらゆる用途がある重曹500gを100円で買えるなんて、かなりお得です。