スマホ用タッチペンキャンドゥ

スマホですごく上手く絵を描く人たちっていますよね。私もお絵かきアプリをダウンロードしてスマホでお絵かきにチャレンジしてみたんですが、どうにも上手くいかない……。

ベーシックに指を使ったのですが、画面が小さいうえに指が太いので描いている箇所が見えないんですよね。
自分ではこの部分に描いたつもりだけど、いざ指を離してみるとズレている……。

買ってみた

そんなわけで100均・キャンドゥにて買ってきたのがスマホ用のタッチペンです。

ペン先はこんな感じで丸っこくなっています。

頭の方はこんな感じ。ストラップホールらしき穴とノートにはさむ用のクリップがついています。
あまりスマホ用のタッチペンをノートにはさむ人っていないでしょうし、手帳型のスマホケースにはさむにしてはクリップ自体がややヤワに見えるので、実用性というよりかは既存のペンを模した結果の装飾みたいなものでしょう。

使ってみる

実際に使ってみます。
まず適当に線を引いてみたところ、見事描くことができました。認識はしてくれているようです。

しかし描き心地に関しては、「あ……あ～……こんな感じか」といったところ。
ペン先が柔らかいんですよね。

この状態で押すと……

こうなる。
この画像では弾力があるように見えるかもしれませんが、弾力があるというのとはまたちょっと違う感じなんです。
実際に分解して目で見たわけではないですが、触った感じペコペコするのがわかり、わずかな空洞があるのを感じます。
これがなんというか、妙な書き心地を生み出しているんだなと。
しかし指と違って細いので、描いている部分はだいぶ見やすくなり、ズレは軽減されました。

ただやはり指と比べると細いとはいえ普通のペンと比べるとだいぶ太さもあるので、紙とペンで行うアナログのようなお絵かきの感覚とは程遠いですね。まずペン先が鋭利でなく丸いので、指よりは見やすいとはいえやはり見えにくい。

さらに描いている感覚もないうえ、スマホも基本的には認識してくれますが反応が遅れたり認識してくれなかったりズレたり……
ということもないわけではありませんので。

まとめ

65点。多分、もともと絵を描く用途で開発されたわけではないんだろうなと思います。
そもそもスマホ自体機能的には絵も描けるというだけで絵を描く道具ではありませんし……。

おそらく正しい使い方としては入力や操作の補助なのでしょう。タッチ操作に慣れない、誤タッチが多い……そんな初めてスマホを触る人が通常の操作の補助として使う分にはいいと思います。

事実文字入力で使ってみたところ、快適に使うことができました。
線を引いた時に感じたペン先のへこみも、入力の際の一瞬のタッチなら気になりません。

絵を描く用途ではあまりおすすめしません。やはり丸いペン先がネックですね……
これはもう鋭利なものだと認識できないというスマホ側の問題でしょうが。

あるいは、普段ペンタブなどを使ってデジタル絵を描いている、という方ならそれほどの違和感は覚えないかもしれません。

あくまでスマホのタッチ操作に四苦八苦している方にはおすすめできる1品です。